ヤブニンジン  セリ科 ヤブニンジン属  別名 ナガジラミ

 三之宮峡を散策中、木洩れ日が少し当たる藪で、ヤブニンジンを観察しました。

 まさにその名のとおり、葉が柔らかく、ニンジンの葉によく似ています。
 辺り一面に群生しており、藪に生えているというより、藪を形成生している印象でした。

 ちょうど開花期とみえ、撮影しにくいヤブニンジンですが、花の様子も撮影しました。
 両性花か雄花かわかりませんが、花の写真を掲載しておきます(4〜5段目の3枚の写真)



【ヤブニンジン(原色牧野植物大図鑑から)】
 東アジアからコーカサスの暖帯と温帯に分布し,日本各地の山野の木かげや竹林などに生える多年草。
 根はやや硬く,茎は直立して高さ約40〜60cm。
 葉にも茎にも、毛がある。
 葉は、やや軟らかい。
 花は晩春,両性花と雄花とが混じる。
 和名は、ニンジンの葉に似て、藪に生えることに基づく。
 別名ナガジラミは、ヤブジラミに対し、果実が細長いからいう。
 

R0014494ヤブニンジン 13.05.03小林市三之宮峽

DSCN2283bヤブニンジン 13.04.26小林市三之宮峽

DSCN2275bヤブニンジン 13.04.26小林市三之宮峽

DSCN2298bヤブニンジン 13.04.26小林市三之宮峽

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R0014498ヤブニンジン 13.05.03小林市三之宮峽

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R0014422ヤブニンジン 13.04.26小林市三之宮峽

DSCN2506bヤブニンジン 13.05.03小林市三之宮峽

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