ハマボウフウ セリ科 ハマボウフウ属 別名 ヤオヤボウウフウ 県:準絶滅危惧
県薬草・地域作物センターのノカンゾウの脇で、灰緑色の葉をし、白い頭状花をつけた見慣れない植物を見かけました。
県総合博物館に照会したところ、海岸の砂地に生えるハマボウフウと分かりました。
少し離れた所にある同センターの海浜植物の標本展示ブロックから逸出したのかも知れません・・・。
都城市早水公園の展示園でハマボウフウの花を見かけましたので、花後の写真等を追加しました(3〜4段目の3枚)。
【ハマボウフウ(原色牧野植物大図鑑から)】
日本各地及び千島,サハリン,オホーツク海沿岸,ウスリー,朝鮮半島,台湾,中国の温帯から亜熱帯に広く分布。
海岸に生える多年草。
独特の香りがある。
地下茎は、砂上に出て,高さ5〜10cm。
葉は、砂上に展開し,厚く光沢がある。
花は、初夏から夏。
葉を刺身のつまとして食べる。
八百屋で売るので、ヤオヤボウフウという。
R0017625 ハマボウフウ 16.05.31 早水公園
R0017686 ハマボウフウ花後 16.06.02 早水公園
R0017690 ハマボウフウ 16.06.02 早水公園
DSCN2362-1ハマボウフウ 10.05.15県薬草・地域作物センター
DSCN2363-1ハマボウフウ 10.05.15県薬草・地域作物センター
DSCN2361-1ハマボウフウ 10.05.15県薬草・地域作物センター