稀少植物のミズキンバイの生育している江田川脇の水路で、茎が倒れて、水面に茎を360度広げているイグサ科の植物を見かけました。

 県総合博物館に照会し、コウガイゼキショウと分かりました。
 


【コウガイゼキショウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本各地,及びカムチャツカ,朝鮮半島,台湾,中国,インドなど温帯から亜熱帯に分布。
 水田や湿地に生える多年草。
 茎は束生し、高さ30cm位になり,扁平で2稜。
 葉は扁平で、長さ15〜20cm。
 花は、夏に咲く。
 花時に倒れて水につかると、茎の節から根を出すことがある。
 和名は、葉の形状により,昔日本髪を結うのに使った笄(こうがい)という用具と,さといも科のセキショウをさす。

コウガイゼキショウ  イグサ科 イグサ属  別名 ヒラコウガイゼキショウ

R0013466コウガイゼキショウ 12.05.02宮崎市江田川

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DSCN2133aコウガイゼキショウ 12.05.17宮崎市江田川

R0013460コウガイゼキショウ 12.05.02宮崎市江田川

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