R0017605 ジオウ 16.05.31 早水公園
ジオウ  ゴマノハグサ科 ジオウ属  別名 サオヒメ、アカヤジオウ
 『ジオウが咲き始めましたよ!』 と早水公園緑の相談所長さんから教えていただき、淡い紅紫色の花冠をつけたジオウを観察する機会に恵まれました。

 数日前に、蕾を見かけましたので、 開花チャンスをちょうど窺っていた植物です。

 蕾は一個づつ、順次、花開いていく様子で、花の終わったものもあれば、将に開花したての花もあります。
 低くほっそりとした草丈に比して、花冠は3cmくらいと大きく、美しいフォルムの花をやや下向きにつけていました。



【ジオウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 中国北部・東北部原産。薬用のため栽培される多年草。
 根茎は肥大し,地中を横にはう。
 花茎は15~30cm。
 根生葉を束生し,長さ7~18cm,表面にしわがあり,裏面は脈が隆起し網目状になる。
 茎,葉,がく,花冠などに粘り気のある腺毛を密生。
 花は初夏,淡紅紫色花。
 根茎を漢方で地黄(じおう)といい、強壮薬。
 漢名地黄。
DSCN3182c ジオウ根生葉 16.05.31 早水公園
トップページに戻る
身近な野の花トップに戻る
DSCN3177c ジオウ 16.05.31 早水公園
5月の野の花に戻る
DSCN3191c ジオウ 16.05.31 早水公園