ギシギシ  タデ科 ギシギシ属

 同じ時期に同じタデ科 ギシギシ属のスイバとともに、道端や原野、荒れ地に多く見られます。

 根生葉に長柄があり、基部が丸いのがギシギシ、基部が左右後方に尖って、茎を抱いているのがスイバです。

 また、ギシギシは、花穂の部分まで無柄の葉(葉状苞)がつきますが、スイバの花穂には葉はありません。

 花穂も、スイバは赤味を帯びています。

 ギシギシは雌雄同株、スイバは雌雄異株です。

 高さ40〜100cm。

 花は、初夏から夏、小花を輪生、葉状苞がつきます。

 根を薬用とし、シノネというそうです。

 和名は、京都の方言だといいます。漢名羊蹄。

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L05048 ギシギシ 05.5.3 綾町

L05036 ギシギシ 05.5.3 綾町