山すその湿地に生える多年草です。

 アブラガヤは、既にホームページに載せましたが、ツクシアブラガヤは、さらに大型の植物です。

 見かけた場所では、数本、集まって生えており、カヤツリグサのお化けではないかと思われる位、極めて大型のカヤツリグサです。

 茎は、高さ60〜100cmで、最下段2枚の写真に見られるように、角のはっきりしない三角形をしています。
 葉は幅6〜8mm。


 インターネットで調べてみると、全国各地に生えるそうですが、九州各地では、生育状態の再確認ができず、現状不明、絶滅危惧等の情報があります。

 県内では、例えば、高鍋湿原では、「貴重な植物としてミズボウシ、ハナショウブ、ツクシアブラガヤ、イトタヌキモ、モウセンゴケなど貴重な植物が生育しており…」という記述があり、稀少植物として扱われているようです。

ツクシアブラガヤ  カヤツリグサ科 ホタルイ属  国:絶滅危惧TB類  県:準絶滅危惧

P7150019-1ツクシアブラガヤ08.7.15 40号線国富町

P1040508-1ツクシアブラガヤ08.5.6 40号線国富町

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P7150024-1ツクシアブラガヤ08.7.15 40号線国富町

P1040509-1ツクシアブラガヤ08.5.6 40号線国富町

P1040507-1ツクシアブラガヤ08.5.6 40号線国富町

P7150022-1ツクシアブラガヤ08.7.15 40号線国富町