R0010511-1ハタケニラ 10.06.24宮崎市
ハタケニラは、ニラによく似た印象ですが、葉を嗅いでみても、ニラのような匂いはありません。
花も、茎頂に白い小さな花を散形状につけます。
2010年に、花、果実、黒い種子を接写しましたので、写真を追加しました(下の4枚)。
よく似た同じ科のハナニラも別ページに掲載しました。
【ハナニラ(日本の帰化植物(平凡社)から)】
畑の周辺、路傍、堤防などに生える多年草。
小さな鱗茎をたくさんつくって繁殖し、鱗茎は1cmを超える。
葉は根性し、扁平の線形で長さ15〜40cm、幅4〜8cm。
花茎は高さ40〜60cm、先端に2枚の苞葉があり、そこから散形に8〜20個の花を出すが、小花柄の長さは不揃いで、1〜5cm。
花は、5〜6月に咲き、白色〜緑白色。
果実は広楕円形で、長さ約8mm、種子は黒色で約2mm。
北アメリカ南部原産の帰化植物で、明治中頃には既に渡来していたとされる。
ニラ(ユリ科ネギ属)に似ているが、ネギ属に特有の匂いがない。
ハタケニラ ユリ科 ハタケニラ属
PICT2324-3ハタケニラ 05.5.22 県総合文化公園
PICT2325-3ハタケニラ 05.5.22 県総合文化公園
R0010510-1ハタケニラ 黒い種子 10.06.24宮崎市
R0010514-1ハタケニラ 黒い種子 10.06.24宮崎市
R0010515-1ハタケニラ果実 10.06.24宮崎市
PICT2287-3ハタケニラ 05.5.22 県総合文化公園
PICT2326-3ハタケニラ 05.5.22 県総合文化公園