県総合文化公園を散策中、足下の細い草の中で、小さい黄色の花を見つけました。
 可愛らしい花で、上向きに咲いており、すでに果実をつけたものもあります。

 名前が分からず、県総合博物館に照会し、コキンバイザサと分かりました。


 なお、花も葉ももっと大きいキンバイザサ(キンバイザサ科キンバイザサ属) も、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。



【コキンバイザサ(原色牧野植物大図鑑から)
 関東地方以西,四国,九州及び中国,ヒマラヤ,インド,マレーの暖帯から熱帯に分布。
 向陽地に生える多年草。
 根茎は、径1cm位の塊状。
 葉は、長さ10〜25cm,全体に長毛が生える。
 花は、春から初夏。
 黄色花は径1cm位,1〜2個ずつ上向きに開きます。
 花後,花被片は直立して残り,長さ8mm位の果実を結ぶ。
 中国では、根茎を薬用とするそうです。

コキンバイザサ  キンバイザサ科 コキンバイザサ属   県:絶滅危惧U類

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2321コキンバイザサ 03.5.23県総合文化公園

110359 コキンバイザサ 07.6.18 県総合文化公園

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2320 コキンバイザサ 03.5.23県総合文化公園