都城市早水公園の展示園で、海岸や河原の砂地に生える多年草のカワラサイコが咲き始めているのを見かけました。

 近寄って観察すると、鮮やかな黄色の花が一つだけ咲いていました。バラ科の花らしく、美しい5弁花です。

 図鑑によると、花柄は長くなるそうです。
 茎の先に、たくさんの蕾がついていましたので、これから順次花柄も伸び、開花していくものと思われます。

 

【カワラサイコ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州,及び朝鮮半島,台湾,中国,アムールなどの暖帯に分布し,日当たりのよい海岸や河原の砂地に生える多年草。
 茎は太く斜上し、高さ30~60cm。
 葉は15~27枚の小葉からなり,裏に白綿毛を密生する。
 花は、初夏から夏に咲き,径1~1.5cm。
 和名の柴胡(さいこ)は、根茎を薬用とするせり科のミシマサイコ類の漢名で,根茎が似ていて,しかも河原に生えるからいう。
R0018922 カワラサイコ 17.06.17 早水公園
DSCN3335c カワラサイコ 16.07.10 早水公園
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R0017820 カワラサイコ 16.06.15 早水公園
R0017693 カワラサイコ 16.06.02 早水公園
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R0017692 カワラサイコ 16.06.02 早水公園
カワラサイコ  バラ科 キジムシロ  県:絶滅危惧ⅠB類
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R0017695 カワラサイコ 16.06.02 早水公園