県の薬草・地域作物センターを散策した折、ヒュウガトウキを見かけました。
ヒュウガトウキの茎葉部分を使った健康補助食品や清涼飲料水の商品化の記事が地元紙(2006.07.04付け、宮崎日日新聞)に掲載されていたことを思い出し、記録のため、撮影しました。
花期は夏とされており、とりあえず、【7月の野の花】 のページに掲載しましたが、2012年5月下旬、薬草・地域作物センターを再訪した際、ヒュウガトウキの花が咲いていましたので、写真を追加し、掲載ページを【5月の野の花】 のページに変更します(2段目以降の写真)。
ヒュウガトウキは、宮崎・高千穂山系一帯に育つ希少な植物といわれ、江戸時代、薩摩藩では門外不出の「不老不死」の秘草として珍重されていたと伝えられています。
形が朝鮮人参に似ているので、日本山人参とか山人参とも呼ばれているそうです。
ヒュウガトウキの「根」は、医薬品(生薬)として、2002年11月に認定されているそうですが、最近の研究では、「葉」 に薬効成分が多量に含まれていることが分かったそうです。
なお、同科同属のニホントウキは、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
R0013562ヒュウガトウキ 12.05.23薬草・地域作物センター
R0013561ヒュウガトウキ 12.05.23薬草・地域作物センター
R0013567ヒュウガトウキ 12.05.23薬草・地域作物センター
ヒュウガトウキ セリ科 シシウド属 国:絶滅危惧U類
県:絶滅危惧U類
N104510 ヒュウガトウキ 06.7.7 薬草・地域作物センター
R0013558ヒュウガトウキ 12.05.23薬草・地域作物センター