N1040999 ヒメオトギリ 06.7.25 加江田渓谷

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N105113 ヒメオトギリ 06.7.31 加江田渓谷

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N1050111 ヒメオトギリ 06.7.31 加江田渓谷

N1050001 ヒメオトギリ 06.7.25 加江田渓谷

ヒメオトギリ  オトギリソウ科 ヒメオトギリ属

 いかにも軟弱な感じのする小さい草で、あまり目立ちません。

 加江田渓谷の入り口付近の溝に生えていました。

 関東地方以西に分布し、野原や山のふもとの湿地に生える1年草で、南方では多年草だそうです。

 全体に無毛。

 茎は、細く直立しますが、背丈が伸びるにつれて、他の植物に寄り添って生育するといいます。

 茎は、細い割には丈夫で、引っ張っても切れず、根をつけて抜けてきます。

 下部は、しばしば淡紫赤色で、4稜があります。

 葉は、三角状卵形、長さ4〜13mmで、油点が散在するといいますが、肉眼でははっきりしません。

 花は、夏から秋、径7mm位の小さな花です。

 同属のコケオトギリと区別しにくいといいます。

 コケオトギリは、より小さく、葉が丸く、ヒメオトギリが茎の上部で分岐するのに対して、根元から多数分岐するそうです。