自宅周辺の住宅街を散歩中、民家の庭で、何か所も見かけました。
 以前から、園芸種と認識し、撮影しませんでしたが、植えている民家が非常に多いので、ホームページに載せることにしました。

 最初は、サボンソウと思っていましたが、よく調べると、セイヨウフウチョウソウと分かりました。

 明治の初め頃に渡来して、観賞用として植えられた植物とのことですが、現在では、帰化植物としてあちらこちらで野生化しているようです。

 最下段の写真は、別の日の午後に撮影したものですが、蝶が羽を広げたような4枚の花弁は萎み始めていました。セイヨウフウチョウソウの花は、一日花のようです。



【セイヨウフウチョウソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 熱帯アメリカ原産。 
 明治初期(1870年前後)に渡来し,観賞用として栽植されている1年草。
 全体が粘毛でおおわれ,また小さなとげが散生する。
 茎は、直立し,高さ1m位。
 葉は、掌状複葉,小葉は5〜7枚,長さ2〜10cm位,柄の基に針状の托葉がある。
 花は、夏から秋,紅紫色,または白色で花弁は4枚で、6本の雄しべは長く、花外に出る。

セイヨウフウチョウソウ  フウチョウソウ科 セイヨウフウチョウソウ属  別名 クレオメソウ

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P7070003-3セイヨウフウチョウソウの果実 09.7.01宮崎市

P7070015-3セイヨウフウチョウソウ 09.7.01宮崎市

P1130599-3セイヨウフウチョウソウ 09.7.01宮崎市

P1130597-3セイヨウフウチョウソウ 09.7.01宮崎市

P1130596-3セイヨウフウチョウソウ 09.7.01宮崎市

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