真夏の暑い陽射しをものともせず、涼しげな風情で、美しい大きな赤い花を咲かせているモミジアオイを見かけました。
 落葉低木のフヨウ と同科同属です。

 フヨウの花によく似ていますが、フヨウよりあでやかな印象のする花です。

 5深裂する葉の形がモミジに似ていることから、和名がつけられたとのことですが、深裂した細い葉が特徴的です。



【モミジアオイ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北アメリカ原産,沼沢地に生える。
 明治初期(1870年代)に渡ってきた草花で庭園などに栽培される多年草。
 木質で毛はなく,高さ1〜2m,茎は数本固まって直立する。
 葉は互生し,長い柄がある。
 花は夏,えき生で、径15〜18cmの赤色の花を横向きに1個つけ,花の下に多数の小包葉がある。
 和名は、5深裂する葉の形がモミジに似るから。

P1130985-3モミジアオイ 09.7.30綾町入野

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モミジアオイ  アオイ科 フヨウ属

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