ナガバヤブマオ イラクサ科 カラムシ属
栽培しているとしか思えない状況で、大きな群落をつくっていました。
ヤブマオ、メヤブマオ、カラムシなどの仲間ですが、これらの仲間がどこにでも生えているのに対して、ナガバヤブマオは初めて見ました。
秋田、宮城県以南、四国、九州、琉球列島の山あいに生える多年草だそうです。
高さ1〜2m、葉は長さ10〜30cm、3本の主脈が落ちこんでいて光沢があります。
花は、夏から秋、雌雄同株ですが、茎の中部は雄花穂、先に近づくと雌花穂となります。
苞が目立ちます。
皮の繊維の強じん性を利用できるので、畑の縁に植えることがあるそうです。
和名の長葉藪苧麻(ながばやぶまお)は、葉が長いから名づけられたといいます。
N105591 ナガバヤブマオ 06.8.20 綾町川中神社付近
N105589 ナガバヤブマオ 06.8.20 綾町川中神社付近
N820186 ナガバヤブマオ 06.8.20 綾町川中神社付近
N105587 ナガバヤブマオ 06.8.20 綾町川中神社付近