ハツユキソウ トウダイグサ科 トウダイグサ属
園芸種ですが、最近いたるところで道端に植えられているのが目につきますので、植物散策としては取り上げるべきと思って掲載することにしました。
北アメリカのミネソタ、コロラド、テキサス州原産の一年草で、日本には1881年に紹介された百年以上の歴史のある植物ですが、特に最近目立ちます。
草丈は、分枝して1m位になります。
何といっても、この植物の特徴は遠くから白っぽい葉が目立つことです。
緑の葉縁に白い覆輪が入って、葉のふちを白く色付けています。
葉の白と緑の対比が面白い植物で、ちょうど葉にうっすらと雪をかぶったような姿を示しているところから、ハツユキソウの名がついたのでしょう。
よく見ると、白く縁取られた葉の上の先端に、目立たない花を咲かせていますが、もともと、花より葉を観賞する植物です。
葉や茎の切り口から出る乳白色の液は、皮膚に炎症をおこすことがあるそうです。
N105424 ハツユキソウ 06.8.14 44号線新富町
N105422 ハツユキソウ 06.8.14 44号線新富町
N105423 ハツユキソウ 06.8.14 44号線新富町