都城市早水公園の薬草コーナーで、とても長い果実をつけたエビスグサを見かけました。
 
 葉は偶数羽状複葉で,小葉は3対あります。
 下部の小葉の葉軸上側に褐色の腺体があるといいますが、写真ではよう分かりません。確認したいと思います。

 花期も終盤のようでしたが、辛うじて咲いている花を観察しましたので、幼果をつけた花後の写真とともに掲載しておきます。

 なお、本来のハブ茶はハブソウの種子だったそうですが、現在飲用されるハブ茶は、このエビスグサの種子が使われているそうです。



 【エビスグサ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北アメリカ原産の1年草。
 享保年間(1716~1736年)に中国から渡来し,薬用として栽培される。
 茎は高さ70~150cm。
 葉は偶数羽状複葉で,下部の小葉間に腺体がある。小葉は長さ3~4cm。
 花は夏。径2cmほどの黄色の5弁花。
 豆果は長さ15~20cmで中に種子があり,薬用とする。現在これをハブ茶と称して飲用する。
 和名夷草は蛮夷の異国から渡来したことを意味する。
 漢名は決明(けつめい)。
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エビスグサ  マメ科 カワラケツメイ属  別名 ロッカクソウ
R0018219 エビスグサ 16.08.27 早水公園
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R0018215 エビスグサ 16.08.27 早水公園
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