ヒメシロネ シソ科 シロネ属
しばらく振りに高鍋湿原を訪れたところ、作業の手を止めて案内いただいた係の方のお陰で、ヒメシロネを観察する機会を得ました。
水辺の茂みの中で、並列して数本のヒメシロネが生えており、ちょうど開花していました。
近寄って、花の詳細は観察できませんでしたが、遠くから花の様子を撮影しました。
対生する無柄の葉の葉えきに、シソ科特有のかたちをした白い花を一斉に咲かせていました。
とりあえず、その時の写真を掲載しておきます。
【ヒメシロネ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道から九州まで,及び朝鮮半島,中国東北部,東シベリアの温帯に分布し,山野の湿地に生える多年草。
細長く白い地下茎をひく。
茎は四角く高さ30~70cm,上方でよく分枝する。
葉は、長さ4~8cm,幅0.5~1.5cmで無柄で対生する。
花は、夏から秋に葉えきに群生し,花冠は長さ約5mm。
和名の姫白根(ひめしろね)は、小形のシロネの意。
DSCN0246c ヒメシロネ 14.09.18 高鍋湿原
DSCN0248c ヒメシロネ 14.09.18 高鍋湿原
DSCN0247c ヒメシロネ 14.09.18 高鍋湿原