『 絶滅危惧ハッチョウトンボ 都城市関之尾に群生 発見の西さん「保全を」 』 の地元紙の記事(2016.08..05付け、宮崎日日新聞) を見て、現地の散策に出向きました。

 もう、ハッチョウトンボの姿は見られませんでしたが、 池のすぐ脇の荒れ地で、ヒメムカシヨモギを見かけました。

 明治維新のころ外来し、鉄道に沿って広がったため、明治草,鉄道草,御維新草とも呼ばれていたといいます。

 人の背丈を超える草丈で、上部がよく分枝している草姿は、遠くからでも目立つ植物です。

 ちょうど開花期とみえ、たくさんの蕾や花をつけ、すでに冠毛になったものも見られました。

 近寄って観察すると、頭花は鐘形で、径3mm位の可愛い小さな花で、はっきりとした白い舌状花があります。



【ヒメムカシヨモギ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北アメリカ原産で,今は世界に広く帰化し,日本へは明治初年に渡来して各地の原野,道端端などに生える越年草。
 茎は高さ1.5m位で、葉とともに粗毛がある。下部の葉には粗いきょ歯があるが,上部の葉は線形で密につく。
 花は夏から秋,頭花は鐘形で径3mm,舌状花はやや目立つ。
 別名は明治草,鉄道草,御維新草。
 北米では薬用にした。
DSCN3496c ヒメムカシヨモギ 16.09.13 都城市関之尾町
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DSCN3501c ヒメムカシヨモギ 16.09.13 都城市関之尾町
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DSCN3497c ヒメムカシヨモギ 16.09.13 都城市関之尾町
DSCN3495c ヒメムカシヨモギ 16.09.13 都城市関之尾町
ヒメムカシヨモギ  キク科 ヒメムカシヨモギ属  別名 メイジソウ、テツドウグサ、ゴイッシングサ