オオオナモミ  キク科 オナモミ属

 オナモミは世界中に分布している1年草だそうです。
 日本へは大陸から入った史前帰化植物といわれています。

 平地の道端や荒地に多いといわれますが、近縁種のオオオナモミやイガオナモミなどの新しい帰化種に取って代わられて、少なくなっているともいわれます。

 茎は高さ1m内外、葉とともに短毛があります。

 花は夏から秋,雄性花は上方について、緑色の堅い刺毛があり、雌性花は下方につきます。

 そう果の入ったつぼ型の総苞(集合果)には、かぎ状のとげがあり、他物につきます。
 果実には薬効があるそうです。

 県総合博物館に照会したところ、オナモミやイガオナモミは希少種で、これはオオオナモミとのことでした。

N106627オオオナモミ 06.9.26 加江田渓谷付近

L08420オオナモミ 05.9.12 361号線

L08422オオオナモミ 05.9.12 361号線

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N106627オオオナモミ 06.9.26 加江田渓谷付近