インド、マレーシア原産で、古くから日本に渡来し、観賞用に栽培される半耐寒性の多年草です。
根茎状の地下茎をもち、高さ1〜2mの株立ちになります。
葉は、直立する地下茎につき、ショウガに似た長楕円状皮針形で、長さ20〜60cm、幅5〜12cm。
卵形の穂状花序を頂生します。
花は、純白色で大きく、芳香があります。
花は夏から秋。
庭園に植えるほか、切花に用いられます。
2014年、野生化したジンジャーの大きな株を宮崎市郊外で見かけましたので、写真を追加しました(3〜4段目の4枚の写真)。
辺りには、純白の花のよい香りが漂っていました。
2015年8月、同科同属のニクイロシュクシャ を観察しました。
花色は、淡いオレンジ色で、ジンジャーと同じく株立ちして生えています。
本種のようなよい香りはしませんでしたが、参考までに別ページに掲載しました。
ジンジャー ショウガ科 シュクシャ属 別名 シュクシャ
DSCN6193bジンジャー 14.09.01宮崎市垂水公園付近
DSCN6198bジンジャー 14.09.01宮崎市垂水公園付近
L00366 ジンジャー 04.9.26 綾町錦原公園
DSCN6204bジンジャー 14.09.01宮崎市垂水公園付近
DSCN6203bジンジャー 14.09.01宮崎市垂水公園付近
L00367 ジンジャー 04.9.26 綾町錦原公園