トウゴマ  トウダイグサ科 トウゴマ属 別名 ヒマ

 宮崎市権現北通りを車で走行中、普段見かけない特徴のある植物を見かけました。

 近づいて見ると、赤い茎に深く切れ込みのある大きな葉を付け、蕾も真っ赤で、黄味がかった薄紅色の花が咲いています。
 真っ赤な長丸い果実もあれば、鋭い毬(いが)をつけた果実もあり、果実が裂けて種子が覗いているものもあります。

 初めて見る植物と思い、撮影しましたが、よく調べてみると、戦時中よく見かけたトウゴマ(別名ヒマ)でした。



【トウゴマ(原色牧野植物大図鑑から)】
 インド,小アジア,北アフリカの原産といわれ,油脂植物として栽培される1年草。
 熱帯・亜熱帯で、広く帰化状態となっている。
 茎は直立,高さ約2m位。
 花は秋。
 種子から蓖麻子油(ひましゆ)をとり、下剤に用いる。
 和名は、中国から来たことを唐で示し,種子から油をとるゴマにたとえた。 
 漢名蓖麻は、音読みでヒマ。
 植物体全体が赤いものは、花材に用いる。

P9280008-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

P9280007-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

P9280017-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

P9280016-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

P9280013-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

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P1150223-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園

P9280011-3トウゴマ 09.9.28 宮崎市江田原ふれあい公園