綾町錦原運動公園下の道路端の藪で、花序の異常に大きいカヤツリグサを見かけました。
初めて見るカヤツリグサでしたので、記録のため撮影し、県総合博物館に照会したところ、オニガヤツリと分かりました。
形状は普通のカヤツリグサと変わりませんが、大きく腕を広げたような花序(葉状の苞と思われます。)には、びっくりさせられました。
【オニガヤツリ(原色牧野植物大図鑑から)】
東海地方以西,四国,九州,琉球列島,及び中国南部,インド,マレーなどの暖帯から亜熱帯に分布。
水湿地に生える多年草。
細長い地下茎がある。
高さ30〜80cm,茎は3稜形で、上部はややざらつく。
葉は、幅5〜10mm。
花は、夏から初秋,茎の先に長い葉状の苞をつけ,直径5〜15cmの花序をつける。
和名の鬼ガヤツリ(おにがやつり)は、大形の草状に基づく。
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