カタヒバ イワヒバ科 イワヒバ属
山地の岩場や崖地などで良く見かけます。
水の滴る場所や、時には湿った地域の樹皮上に着生して生育しています。
関東以西に分布する常緑性の多年草です。
地下には細い地下茎があり、これから地上茎が出ます。
地上茎は、数回分岐して垂れ下がり、長さ10-25cm。
葉面は、緑色ですが、葉の裏は緑白色で、やや白っぽく見えます。
乾燥すると、全体がやや内巻きとなり、冬期は寒さに晒されると紅葉して美しいそうです。
似ているイワヒバは、四方に枝がひろがっているのに対し、カタヒバは、ヒノキの枝を一枚ずつ差したように見えることから、カタヒバと名付けられたといいます。
N104943 カタヒバ 葉裏 06.7.25 加江田渓谷
N104942 カタヒバ 葉表 06.7.25 加江田渓谷
N104941 カタヒバ 06.7.25 加江田渓谷