びっくりするような大型のシダで、光沢を帯びた葉が印象的です。

 ゼンマイの仲間ですが、常緑であること、葉が2m近くになることなど、ゼンマイとは似ていません。

 静岡県と和歌山県、九州に分布。
 最初に、鹿児島県の城山で見つかったので、シロヤマゼンマイと名付けられたといいます。

 林内の湿ったところに生え、葉は単羽状で、革質の羽片には大きな鋸歯があります。

 ソーラス(胞子嚢群)は、真ん中より下部の数対の羽片につけます。


 2006年夏に、胞子嚢群をつけたシロヤマゼンマイを撮影しましたので、写真を追加しました(3段目右側と4段目の2枚の写真)

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N105696 シロヤマゼンマイ胞子嚢 06.8.23 加江田渓谷

N105694 シロヤマゼンマイ胞子嚢 06.8.23 加江田渓谷

L10694 シロヤマゼンマイ 06.3.9 加江田渓谷

L10693 シロヤマゼンマイ 06.3.9 加江田渓谷

L11813 シロヤマゼンマイ 06.4.9 加江田渓谷

L09834 シロヤマゼンマイ 05.11.15加江田渓谷

シロヤマゼンマイ  ゼンマイ科 ゼンマイ属