クロガネモチ　加江田

　加江田渓谷では滅多に見ませんが、宮崎に多いクロガネモチは、加江田渓谷にもやはりちゃんと生えていました。

　暖帯から亜熱帯の山野に生える雌雄異株の常緑高木です。
　街路樹、庭園樹としていたるところで使われています。
　一般に自生している木は少ないと思いますが、加江田渓谷では自生ではないでしょうか。

　クロガネモチの葉の色は、株によって微妙に違い、濃緑色と淡緑色の２種類あるように思います。
　果実の熟した時期には、果実の色との対比で特に感じます。

　なお、クロガネモチの花は加江田渓谷で撮影したものではありませんが、【5月の花】のページでモチノキ属をまとめて紹介しましたので、あわせてご覧ください。

　和名は黒鉄モチ(くろがねもち)で、葉や枝の色に由来するそうです。

　他の場所で撮影したクロガネモチの果実も別途載せてあります。