ティーグランドで目立つ木として、シマトネリコがあります。

 トネリコ(材に弾力性があるので、野球のバットに使われる)が落葉樹なのに対して、シマトネリコは、南方系で、別名タイワンシオジといい、常緑または半常緑という特徴があるそうです。

 シマトネリコは、6番ティーグランドの後方にも数本まとまって植栽されていますが、ここにある木が最も大きいようです。

 シマトネリコの花は、まだ蕾かなと思っているうちに一斉に咲き、咲いたと思うと、あっという間に散ってしまいます。
 花が散る時は、風下にいると目が開けていられないほどの花粉が飛びます。 翼果は特徴があります。また、樹皮が灰褐色なことも特徴です。

 シマトネリコは、宮崎では街路樹にも多く使われています(宮崎市、日南市、南郷町など)。


 6番ティーグランドの後方に、数本まとまって植栽されています。

 トネリコ類の特徴ある花(翼果)が時期的に確認できないこと、トネリコ属は落葉樹なのに、この種は常緑なことなどが疑問でしたが、その後調べるうちに、シマトネリコは、常緑または半落葉樹と分かりました。
 その後、翼果も撮りました。

 シマトネリコは外来種なので、【原色牧野植物大図鑑】のトネリコ属の中には記載されていません。 
 

☆☆☆ 他のトピックにも同名の植物を掲載していますので、【みやざきの山野の植物の50音索引】から検索して、併せてご覧ください。 

シマトネリコ  モクセイ科 トネリコ属 別名 タイワンシオジ

PICT2843-3シマトネリコの花 03.7.02  1番

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PICT3362-3シマトネリコの翼果 03.9.05  1番

PICT1805-3シマトネリコ 03.4.24  1番

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PICT3397-3シマトネリコの翼果 03.9.05  6番

PICT2727-3シマトネリコ 03.6.21  6番