カンコノキｐ

☆☆☆　他のトピックにも同名の植物を掲載していますので、【みやざきの山野の植物の50音索引】から検索して、併せてご覧ください。　

　2番グリーンの左です。ちょうど扁球形の蒴果(さくか)が黄赤色に熟したときでしたので、目につきました。

　暖地の海に近いところに生育する落葉低木です。枝は下垂気味に横に伸びていました。

　葉の形に特徴があります。この倒卵形の葉がかんこ舟(漁に使われた小舟)に似ていたので、つけられた名前といいます。

　短枝の先は、ときにトゲとなります。材は黒色で櫛や印鑑などの材料として用いられ、コクタンノキとも呼ばれるそうです。

　このカンコノキは、紅葉が綺麗でした。紅葉は、1月3日に撮ったものですが、まだ落葉が始まっていないことも他の落葉樹と少し違うように思いました。