ヌルデ ウルシ科 ウルシ属 別名 フシノキ
6番から7番への通路端でルルデを見かけました。
まだ1メートル位の幼木で、花や実の形跡はありませんでしたが、2〜3株ありました。
宮崎の山野では普通に見られる落葉小高木ですが、コース内ではここでしか見ていません。
通路から2〜3メートル左に入った藪の中ですから、刈り取られず成長するものと思います。
他所で撮影した成木の写真を参考までに掲げておきます(最下段の2枚の写真)。
霧島山麓のヌルデは、すでに紅葉、落葉が始まっていますが、コース内のヌルデは、幼木のせいか、まだ紅葉の気配はありません。
【ヌルデ(原色牧野植物大図鑑から)】
各地の山野に生え,朝鮮半島,台湾,中国,ヒマラヤ,インド,インドシナの温帯から熱帯に分布。
高さ5m位の落葉小高木。秋に紅葉する。
花は、夏。核果は酸塩味のある白粉をかぶる。
和名は、木に傷をつけると白い漆液を出すが,それを塗ることでヌルデという。漢名塩麩子。
葉にヌルデノミミフシが寄生し、虫えいができ,五倍子(ごばいし)といい、薬用や黒色染料にし,お歯黒に用いた。
PICT3224-3ヌルデの花 03.8.27
PICT3215-3ヌルデの花 03.8.27
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PICT4168-3ヌルデ 03.11.15 6〜7番への通路
PICT4169-3ヌルデ 03.11.15 6〜7番への通路