PICT3942-3トキリマメ 03.11.01
トキリマメ マメ科 タンキリマメ属 別名 オオバタンキリマメ、ベニカワ
県:絶滅危惧TB類
葉は、ヤブマメに似ていますが、豆果の中の実は、4〜5個、写真では、2個観察できます。
「豆果は赤く熟し、開裂すると黒い豆が見える」 そうですので、トキリマメ、タンキリマメと一致します。
葉に赤褐色の腺点があるノアズキ属ではないと思い、以上の点及び図鑑の写真から、タンキリマメ属のうち、黄褐色の毛が少なく、緑色の目立つトキリマメと思われます。
【トキリマメ(原色牧野植物大図鑑から)】
関東地方以西,四国,九州,及び朝鮮半島に分布し,山野に生える多年草。
茎は細く、つる状に長くのびて、他物に巻きつく。
葉は、3枚の小葉からなり,長柄があり、質は薄く,葉身の長さ5〜9cmで,卵形で鋭尖頭。
花は、初夏から初秋。豆果は長さ2cm位。豆果(鞘)は赤く熟し,開裂すると黒色の種子(マメ)が見える。
一名を紅皮という。