カヤツリグサ科の野草も、イネ科の野草と同じくラフの中に埋もれ、人から踏まれているので、なかなか写真に撮れるような標本がありません。
草丈が低いので、刈り取られるのを免れたようなものしか残っていません。
カヤツリグサではないかと思います。
アゼガヤツリ、コゴメカヤツリは、湿地向きですので、違うと思います。
カヤツリグサ科も、イネ科とともに本格的に調べる必要があります。
【カヤツリグサ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州,及び朝鮮半島,中国中北部の温帯から暖帯に分布。田畑,荒れ地,草地に生える1年草。
粗らに束生し、ひげ根を出し,香気がある。
茎は数本立ち、高さ30〜40cm。
花は夏,穂は頭状に長さ1〜1.5cmの小穂を配列。
和名の蚊帳釣草(かやつりぐさ)は、茎を両端から裂くと4本に分かれて四角になる遊びを,蚊帳をつくるのに模した。升草も同じ意。
カヤツリグサ カヤツリグサ科 カヤツリグサ属 別名 マスクサ、マツラニッケイ
PICT0450-3カヤツリグサ 02.1.08
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