3番ホールティーグランド後方の休憩小屋の前です。
この花は、明らかに野草ではありません。
5月になると、数年前から、この場所に顔を出し、赤い可愛らしい花をつけます。
恐らく、わざわざ植えられたものと思います。
野草ではありませんが、折角ですから名前を調べました。
トウダイグサ科の園芸品種で、数多くの品種を一般にアカリファと呼んでいるようです。
普通は、10゚C以上で栽培する必要があるとされている温室用の花ですが、暖かい宮崎では野草化したのでしょう。
ティーグランド左のベンチの下にも一本咲いていました。
キャットテイルやベニヒモノキなどもアカリファです。
ちなみに、キャットテイルは、花色は茶色で、「少し汚れた猫の尾」という評もあるそうです。
ベニヒモノキは、花がもっと長く、垂れ下がって咲き、白花もあるそうです。
【参考:アカリファ(原色牧野植物大図鑑から)】
南太平洋のニューブリテン島原産の低木。高さ2〜3m。観葉植物として栽培される。
葉は、互生し長さ10〜25cm。広卵形あるいは広長だ円形。ふつう緑銅色で多数の桃色か赤銅色の斑点があり,縁には整ったきょ歯がある。
花は、えき生または頂生の穂状花序に多数が密集してつく。花序は長さ20cmになり、紅紫褐色を帯びる。花は小形で花弁を欠く。
本種と本属の他種との交配による園芸品種が多数ある。
PICT2138アカリファ 03.5.10 3番ティーグランド後方
PICT2135アカリファ 03.5.10 3番ティーグランド後方
アカリファ トウダイグサ科 アカリファ属