クロツグ ヤシ科 クロツグ属
撮影したクロツグは、正門を入って、すぐ東側のコーナーに植えられ、株立ちしています。
なお、別の場所(県立青島亜熱帯植物園ほか)のクロツグの写真を別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
花は初夏ですが、翌年の5月末、蕾をつけた黄色い花序を観察しましたので、写真を追加しました(下の2枚の写真)。
台湾や沖縄、四国、本州暖地に分布。常緑低木。幹はなく、基部に黒色の繊維がある。
高さ2〜5m。
葉は、根生し、2〜3mの羽状複葉。小葉は、多数相対の広線形。革質で緑色。
葉しょうに、黒色繊維が密生。雌雄同株。単生花。花房は異なる。
初夏に、花序が出現し、黄色、多数分枝。雄花萼は小形、花弁は2cm位の長楕円形。雌花の萼は扁三角形となる。
(【原色樹木図鑑(北隆館)】から)
DSCN2676-1クロツグ蕾 10.05.29県庁庭園
DSCN2675-1クロツグ花序 10.05.29県庁庭園
P1140571-3クロツグ 09.9.06県庁庭園
P9060009-3クロツグ 09.9.06県庁庭園
P1140570-3クロツグ 09.9.06県庁庭園
P1020295-1クロツグ 08.2.17県庁庭園
P1140504-3クロツグ 09.9.05県庁庭園