モクセイ(ギンモクセイ) モクセイ科 モクセイ属
モクセイ(木犀)は、ギンモクセイ(Osmanthus fragrans Lour. var. fragrans)、キンモクセイ(Osmanthus
fragrans Lour. var. aurantiacus Makino)、ウスギモクセイ(Osmanthus fragrans Lour.
var. thunbergii Makino)などのモクセイ科モクセイ属に属する常緑小高木の総称で、単にモクセイという場合は、ギンモクセイを指すことが多いそうです。
この写真の木は、かなりの大木で、『モクセイ』 と標示したラベルが付いていました。
庭園に使われるのは、キンモクセイが圧倒的に多いので、キンモクセイかも知れないと思っていましたが、開花するのを待って、ギンモクセイであることを確認しました。
その意味で、別ページのキンモクセイ、ギンモクセイと、比較しながらご覧ください。
【 参考:モクセイ (原色牧野植物大図鑑から)】
庭木として栽植される中国原産の常緑小高木。
高さ、3m位になる。
樹皮は灰白色,よく分枝し、葉も多い。革質で硬い葉は、長さ7〜10cm。
花は秋(10月)で,芳香を放つ。
本来は雌雄異株であるが、日本では雄木ばかりで結実しない。
和名は、漢名の木犀による。
中国では、モクセイ類の総称,漢名の銀桂は、旧暦8月を桂月といい,そのころの花の意。
【 参考:キンモクセイ (原色牧野植物大図鑑から)】
庭木として栽植される中国原産の常緑小高木。
高さ4m位になる。幹は太く,よく分枝する。
葉は、長さ5〜9cm,革質で、裏面が多少黄味を帯びる。
花は、秋に咲き,強い芳香を放つ。萼4裂,花冠深く4裂,雄しべ2本,雌しべ1本,雌雄異株であるが、日本には雄木ばかりで、子房は退化し、結実しない。
和名は、白花のギンモクセイに対して、橙黄色の花を金にたとえたもの。
P1140401-3モクセイ 09.9.05県庁南庭園
P1150733-4モクセイ花 09.10.17県庁南庭園
P1150731-4モクセイ花 09.10.17県庁南庭園
P1150653-3モクセイ蕾 09.10.13県庁南庭園
P1150739-4モクセイ花 09.10.17県庁南庭園
P1150736-4モクセイ花 09.10.17県庁南庭園
PA170020-4モクセイ花 09.10.17県庁南庭園