タチバナ ミカン科 ミカン属 別名 ニッポンタチバナ 国:準絶滅危惧
県:絶滅危惧U類
橘(タチバナ)の字を冠した橘橋、橘通りなど、タチバナは、宮崎には縁の深い木のように思えますが、タチバナの実物は、普通に多く見られるわけではありません。
果実は小形、酸味が強く食用にならないので、栽培されることがないからでしょう。
日本では、自生している唯一の柑橘類だそうで、串間市の石波海岸の自生林は、天然記念物に指定されています。
植栽されているタチバナとしては、都城市の早水公園に数本,、宮崎市の県庁庭園に2本あります。
また、京都御所の紫宸殿の右近の橘は、有名です。
嘗て、宮崎市橘橋の北詰に植えられていたシキキツに、誤って「タチバナ」の標識が立てられていたことがありましたが、 関係者が協議し、隣接する市役所前の公園に、新たに本物のタチバナを植栽することができました。
タチバナを植栽した際の写真を掲載しておきます(右上段の写真)。
N108232 タチバナ 06.11.20 早水公園
L02602 タチバナ 04.12.28 早水公園
P1020264-1タチバナ 08.2.17県庁庭園
P1020262-1タチバナ 08.2.17県庁庭園
N108656 06.12.19 市役所前の公園のタチバナ
DSCN2941c タチバナ 15.11.12 早水公園
6520 タチバナ 04.5.5 早水公園
6515 タチバナ 04.5.5 早水公園
6519 タチバナ 04.5.5 早水公園