ノリウツギやコガクウツギなど、アジサイ属特有の装飾花が目立つ落葉つる植物、イワガラミを昨年(04年)から探していました。

 昨年撮影したイワガラミは遠くからの撮影でしたので、確認の意味も含めてあらためて撮り直したいと思っていました。

 05年は運良く、県道1号線沿いの崖で見かけ、喜んで撮影しましたが、イワガラミではなく、イワガラミそっくりのツルアジサイでした。

 イワガラミ(ユキノシタ科イワガラミ属)の装飾花弁は一枚、ツルアジサイは数枚です。
 他の点は、ほとんど区別がつきません。

 山地に生える落葉つる低木、気根を出してほかの樹木や岩に這い上がります。 

 葉は対生、長柄があります。

 花は、初夏、がく片が花弁状の装飾花と多数の両性花があります。
 両性花の花弁5枚は、先端でゆ着し、帽子状になり早く落ちるそうです。

 その後、イワガラミ(05年撮影)も探しましたので、別ページに掲載しました。 


 ツルアジサイの黄葉も、別ページに掲載しました。

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L612042 ツルアジサイ花拡大 05.6.12 県道30号線白鳥付近

L06203 ツルアジサイ 05.6.5 県道1号線

L06198 ツルアジサイ 05.6.5 県道1号線 

ツルアジサイ ユキノシタ科 アジサイ属  別名 ツルデマリ、ゴトウヅル

L612034 ツルアジサイ 05.6.12 県道30号線白鳥付近