アオハダ モチノキ科 モチノキ属
アオハダの黄葉、アオハダの赤い実は、既にホームページに載せましたが、目立たない花はなかなか観察する機会がありませんでした。
また、アオハダの花は、同じ頃咲く同科同属のウメモドキの花と間違うことがあったりしてまだ載せていませんでした。
同科同属のウメモドキの花を調べる機会に、アオハダの花も扱うことにしました。
高木が多く、アオハダの特徴である短枝に葉や花が束生している状態は、なかなか観察できませんでしたが、何とか特徴の出ている写真を撮ることができました。
北海道から九州の山地に生える落葉高木です。
樹皮は薄く灰白色ですが、少し削ると緑色の内皮が見えるそうです(アオハダの名前の由来だそうです)。
葉は、長さ4〜7cmで互生、短枝に束生します。
雌雄異株。
花は晩春とされていますが、観察した木は標高の高い場所でしたので、6月の開花でした。
短枝上に雌花は数個、雄花は多数集まります。
果実は、径7mm位、真っ赤に熟し、大変綺麗です。
L06151 アオハダ 05.6.5 県道30号線
L06147 アオハダの花 05.6.5 県道30号線
L605140 アオハダの花 05.6.5 県道30号線