台湾の恒春半島とフィリピンの原産だそうです。
 暖地に栽植され,しばしば温室で栽培される常緑高木です。
 宮崎では、露地で美しく咲いています。
 高さ6〜15m,葉を互生する。

 一見して葉身状に見えるものは、実際は葉柄に当たる部分で, 真の葉身は偶数羽状複葉で,発芽して間もない若枝に見られるが,早く脱落するのだそうです。
 
 花は春、非常に綺麗です。 黄金色の花を頭状に集め,径8mmの球形。

 和名は、漢名相思樹の日本読みといいます。

 別名をタイワンアカシアと呼ぶように、花はフサアカシアと似ています。
 違いは、フサアカシアやギンヨウアカシアの葉が、偶数羽状複葉であるのに対して、ソウシジュの葉は、まるでナギの葉のように細く、葉脈が縦に走ることだそうです。

 しかし、実は花が咲き始める若葉の頃には、立派な羽状複葉の葉があり、このナギのように見える葉の先端から長く伸びます。
 この葉は直ぐに落ちて、後に葉柄だけが残り、それが永く残って葉のように見えるのだそうです。
 ソウシジュ(相思樹)の名前に曰く因縁がありそうですが、名前の由来ははっきりしません。



 高木なので、黄金色の花を接写する機会がありませんでしたが、運良く、花と蕾を接写しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の3枚の写真)


 2014年晩夏、同じ樹に豆果を見かけました。
 殆どのサヤが弾けていましたが、まだ青い豆果も枝に残っていましたので、参考までに写真を追加しました(最下段の2枚の写真)
DSCN0063cソウシジュ豆果14.09.02 こどものくに
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DSCN0065cソウシジュ豆果14.09.02 こどものくに
DSCN2602-1ソウシジュ蕾 10.05.28 こどものくに
DSCN2599-1ソウシジュ 10.05.28 こどものくに
070529-10-1ソウシジュ07.5.26 こどものくに
105290097ソウシジュ 07.5.26 こどものくに
DSCN2600-1ソウシジュ 10.05.28 こどものくに
070718-102-1ソウシジュ07.5.26 こどものくに
105290101ソウシジュ07.5.26 こどものくに
ソウシジュ  マメ科 アカシア属  別名 タイワンアカシア