枝葉を神道の神事に使うことから、サカキの日本字に 『榊』 があてられたそうです。
 下向きに花が咲き、美しい花です。

 サカキの少ない地方では、サカキより小形のヒサカキ(姫サカキのなまり)をサカキの名で神事に使うそうです。

 黒熟した果実は、別ページに掲載しました。



【サカキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 関東地方から琉球列島,及び済州島,台湾,中国,ヒマラヤの暖帯から亜熱帯に分布。
 林床に生え,神社の庭などにも栽植する常緑小高木。
 葉は、2列の互生,長さ6〜12cmで全縁,滑らか。
 花は、初夏。
 和名の栄樹(さかき)は、常緑であるからという。
 榊は日本字であって、枝葉を神道の神事に使うことからつくられた。
 材は、建築,器具,小細工物に用いる。
 

P1130340-3サカキ 09.6.14 都城市万葉植物園

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サカキ  ツバキ科 サカキ属

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