最初に果実を見たときは、赤黒い大きな実のかたまりにびっくりしました。

 つる性で先の方は、5mぐらいの高さに伸びていました。
 クロウメモドキ科クマヤナギ属の落葉低木です。

 果実を撮影したときは、花はまだ蕾で、花序が漸く伸び始めた状況でした。
 花を待ちましたが、花が開くまで長く日数がかかりました。

 花は夏に咲き、緑白色花でがく片は5個、クマヤナギより短く、先端のとがり方が少ないとされています。

 イソノキやネコノチチと同じクロウメモドキ科で、花が平開しないところは似ています。

 果実は、緑から赤くなり、翌年夏に黒く熟すのだそうです。
 甘味があるといいますが、不気味な感じで口にしませんでした。

 葉が大きめなので、クマヤナギの変種のオオクマヤナギと思われます。
 葉には、突起のような虫えいが目立ちました。

 果実も黒くなる前は綺麗で良い感じでしたので、別途美しい木々の実に掲げました。



 その後、えびの高原からの帰路、満開の花を沢山つけたオオクマヤナギを別の場所で見かけましたので、写真を追加しました(再下段の2枚の写真)。 

N105996 オオクマヤナギ 06.9.3 県道30号線

N105994 オオクマヤナギ 06.9.3 県道30号線

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7987 オオクマヤナギ 04.7.19 県道1号線

7879 オオクマヤナギの花 04.7.14 県道1号線

オオクマヤナギ クロウメモドキ科 クマヤナギ属  

7488 オオクマヤナギ 04.6.25 県道1号線

7491 オオクマヤナギの蕾 04.6.25 県道1号線