1100509 コウホネ 07.07.01 早水公園

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コウホネ  スイレン科  コウホネ属   県:絶滅危惧U類

 早水公園には、髪長媛(かみながひめ)の伝説で知られている池が数か所ありますが、その池の一つで、水面いっぱいに群生しているコウホネを観察しました。

 コウホネは、9月に、薬草・地域作物センターでも観察しましたので、すでにホームページに載せていますが、規模が違います。
 薬草・地域作物センターのコウホネは、花のアップを撮影できませんでしたので、早水公園のコウホネのページをあらためて追加しました。


 コウホネは、北海道西南部から九州までに分布、小川、溝、池沼に生える多年生の水草です。

 根茎は、水底の泥中を横に這い、葉は10〜30pの柄があって、水上に抜き出ます。
 花は夏、径4〜5cmの黄花を上向きに開きます。
 5枚の花弁のように見えるのは、がく片だそうです。真の花弁は小形で、多数、雄しべの下に輪列しています。

 写真では、花は半開していますが、図鑑によると、これで全開のようです。
 
 和名の河骨(こうほね)は、川に生え、根茎が白骨のように見えるのでいうそうです。
 漢方の世界ではこれを川骨(せんこつ)と呼んでいるそうです(地下茎、強壮、止血など)。 漢名萍蓬草。

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