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ヘラノキ  シナノキ科 シナノキ属 

 ボダイジュの仲間シナノキ科で花序にヘラ状の苞がついているところが特徴で、おもしろい形をしています。
 その苞の真ん中から花柄が出ます(左側2〜3段目の写真)

 ヘラノキは、葉の基部が極端なほど、左右が不同でいびつといいます。
 写真(5段目左側)ではあまりはっきりしませんが・・


 同じシナノキ科のボダイジュの花も、すでに別ページに載せてありますので、比較してご覧ください。

 

【ヘラノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 奈良県以西,四国,九州の山地に生える落葉高木。
 高さ10数m,枝はよく繁り,若枝に毛がある。
 葉は互生し,長さ5〜8cm,葉柄や葉脈上に短い毛がある。
 花は初夏,淡黄色の花を多数、散房状の集散花序に下向きにつく。
 軸には、狭い舌形の包葉がある。
 樹皮の繊維をとり、布をつくる。
 和名は、花序にある包葉の形にちなむ。

1100579ヘラノキ果実 07.7.7 早水公園

R10583-1ヘラノキ 10.07.10早水公園

DSCN3632-1ヘラノキ 10.07.10早水公園

DSCN3638-1ヘラノキ花序の苞 10.07.10早水公園

DSCN3620-1ヘラノキ 10.07.10早水公園

DSCN3010-1ヘラノキの葉 10.06.16早水公園

R10586-1ヘラノキ 10.07.10早水公園

R10590-1ヘラノキ花序の苞 10.07.10早水公園

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