葉の幅がやや広いメリケンムグラに対して、オオフタバムグラは、2〜4oと狭く、また、花も、細長いメリケンムグラに比べ、鐘形で、微妙に違います。
オオフタバムグラと同科同属のアメリカ原産の帰化植物メリケンムグラの写真も、別ページに掲載してあります。
また、同じアカネ科で、フタバムグラ属のフタバムグラも別ページに掲載してありますので、あわせてご覧ください。
【オオフタバムグラ(原色牧野植物大図鑑から)】
北アメリカ原産の1年草。
日本では、埋立地や空地などに帰化が見られる。
高さ20〜80cm。
葉は対生し,ほとんど柄がなく,長さ2〜4cmの細線状ないし皮針形。
葉のつけ根に針状の托葉がある。
茎上部の葉えきに、托葉と茎に挟まれる形で小さな白色の花を数個ずつつける。
花冠は、長さ4〜6mmの細長鐘形。
果実は、6〜9mmの卵形で硬毛が密生。
オオフタバムグラ アカネ科 オオフタバムグラ属
3441 オオフタバムグラ 03.9.21 宮崎市
0075 オオフタバムグラ 02.9.19 宮崎市