DSCN3539bssコエビソウ 13.08.25宮崎市

 一時退院して戻った自宅の庭に目をやると、生垣に見なれない大型の植物を見つけました。
 人の背丈近く、草丈を伸ばし、茎頂に赤黄みがかった色の花らしきものをつけています。

 赤黄みがかった鱗状のものは、苞のようにも花のようにも見えます。
 下の方にある白い唇状の花がおそらく花だと思います。
 白い花弁には紫褐色の斑点も見えます。

 どうやら、生垣の外から、庭の方に枝葉を繁らせ、伸び伸びと生育した今夏の侵入者のようです。

 残念ながら、庭に出て観察する体力がありません。やむなく、ガラス越しに撮影しました。

 アングルもピントも思うに任せない写真になりました。

 同好の士を介してフローランテ宮崎に照会したところ、半耐寒性の常緑低木で、キツネノマゴ科のコエビソウとわかりました。

 2008年に、草丈40〜50cmのコエビソウを撮影したことがあります(最下段の2枚)。
 人の背丈ほどに生育したコエビソウを見たのは初めてでした。
 コエビソウは、下向きに花が咲きますが、アングルを変えて観察すると、印象の異なる花にも見えます。
 

 後日、同好の士が宮崎市内の民家で1m超の草丈のコエビソウを撮影した写真もあわせて掲載しておきます(4〜5段目の写真)。



【コエビソウ(GKZ植物辞典から)】
 メキシコ原産の常緑低木。
 草丈は、鉢植えの場合50cm前後、路地植えの場合には1m前後にまで生育する。
 一見して鱗状の苞は花にも見えるが、花は、細長い白色の唇状花である。花期は5〜7月。
 和名は、苞が鱗状に重なりあっており、花穂の先端が曲がっている様子から名付けられたとされている。 

P6270051-1コエビソウ 08.06.27宮崎市高岡町

P6270049-1コエビソウ 08.06.27宮崎市高岡町

DSCN3552b草丈の低いコエビソウ 13.10.18宮崎市

DSCN3560bコエビソウ 13.10.18宮崎市

DSCN3556bコエビソウ 13.10.18宮崎市

DSCN3558bコエビソウ 13.10.18宮崎市

DSCN3544bsssコエビソウ 13.08.25宮崎市

DSCN3543bssコエビソウ 13.08.25宮崎市

DSCN3548bssコエビソウ 13.08.25宮崎市

DSCN3539bsコエビソウ 13.08.25宮崎市

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コエビソウ  キツネノマゴ科 キツネノマゴ(シャンティーネ)属  別名 ベロペロネ