ギョボクは、ツマベニチョウ(褄紅蝶)の食草として、宮崎県では、日南地方で植栽運動の盛んな木で、は別ページに掲載してあります。

 果実を見る機会がなかったのですが、日南海岸沿いの道の駅フェニックスに植樹されているギョボクに果実が一つだけついているのを見かけました。
 枝先から項垂れるように、丸い果実をぶら下げ、ちょっと面白い格好です。
 冬越ししたせいか、果実の表面はやや黒ずみんでいました。.
 

 2014年10月末、同じギョボクの木にたくさんの果実が稔っているのを観察しました。
 果実は青々とし、表面もツルッとした印象です。
 


【ギョボク(原色牧野植物大図鑑から)】
 九州の大隅・薩摩半島,屋久島,種子島,さらに琉球列島及び亜熱帯から熱帯に広く分布,とくにインドやアフリカに多く,また栽植する常緑小高木。
 全体に無毛で滑らか。
 葉は互生し、3出複葉。
 花は初夏に咲き,がく片4枚は緑色で早く落ち,花弁は4枚で長さ2cm位。
 和名は、材が軽く軟らかいので、魚形をつくり、釣りの擬似餌にするから魚木という。
 別名アマキは琉球の方言。
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DSCN0920c ギョボク 14.10.31 道の駅フェニックス
DSCN0918c ギョボク 14.10.31 道の駅フェニックス
DSCN6326 ギョボク 11.01.08 道の駅フェニックス
ギョボク  フウチョウソウ科 ギョボク属 別名 アマキ
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DSCN0919c ギョボク 14.10.31 道の駅フェニックス
DSCN6321 ギョボク 11.01.08 道の駅フェニックス