カナメモチ果実  バラ科 カナメモチ属  別名 アカメモチ、ソバノキ

L02378 カナメモチ 04.12.14 延岡植物園

 人家の生け垣や公園の境界木としてお馴染みのカナメモチ(多くは園芸種)は、新葉が鮮やかな紅色を帯び、また、古い葉が落葉前に再び紅葉するという、二度の紅葉が印象的な常緑樹ですが、赤熟した果実を目にすることは珍しいと思います。

 延岡植物園で、自由に生育させ、枝を伸ばしているカナメモチを見つけました。

 写真に見るように、クロガネモチやナナミノキとは一味異なった真っ赤な実をつけていました。

 は晩春で、果実は秋から冬に熟します。

 アカメモチという名は、新葉が赤いモチノキという意で、カナメモチはその転訛といわれています。

 白い花が多数あるのをソバになぞらえて、ソバノキともいうそうです。


 同科同属のオオカナメモチの果実の熟していく様子を観察し、別ページに掲載しましたのであわせてご覧ください。

トップページに戻る
美しい実をつける木々 目次に戻る

L02379 カナメモチの実 04.12.14 延岡植物園 

L02377 カナメモチ 04.12.14 延岡植物園