お馴染みのキンモクセイ、ギンモクセイと同属ですが、花は遅く、晩秋から初冬です。
ギンモクセイとヒイラギの雑種といわれるヒイラギモクセイの花期は、その中間の11月頃です。
たまたま、県庁の庭園で見かけましたので、撮影しました。
暖帯の山地に生えるそうですが、庭園樹として公園等に栽植されることの多い常緑小高木です。
葉には、鋭いとげ状のきょ歯がありますが、老木では、梢の葉は全縁となるそうです。
05年に、殆ど欠刻のない全縁の葉のヒイラギを見かけましたので、写真を追加しました(下の3枚の写真)。
モクセイの仲間らしく、花には芳香があります。
雌雄異株です。
和名の疼木(ひいらぎ)は、葉のトゲが鋭いので,ひらぐ(痛む)の意味だそうです。
厄除けに用います。
なお、クリスマスの飾りに使うセイヨウヒイラギは、葉は似ていますが、モチノキ科で全く別物です。
セイヨウヒイラギは、この時期には、真っ赤な実をつけるので、クリスマスの飾りに使われます。
ヒイラギの果実は、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
L10210 全縁の葉のヒイラギ 05.12.4 53号線飯野地区
L10208 全縁の葉のヒイラギ 05.12.4 53号線飯野地区
L02483 ヒイラギ 04.12.17 宮崎市(県庁庭園)
L02486 ヒイラギ 04.12.17 宮崎市(県庁庭園)
L10211 全縁の葉のヒイラギ 05.12.4 53号線飯野地区
L02485 ヒイラギ 04.12.17 宮崎市(県庁庭園)
ヒイラギ モクセイ科 モクセイ属 県:絶滅危惧TA類