カエンボク

　炎のような緋紅色の美しい花を咲かせるカエンボクを見かけましたので、撮影しました。

　熱帯アフリカ原産で、英名アフリカン・チューリップ・ツリー名で知られるノウゼンカズラの仲間の常緑高木で、高さ20ｍにも成長するそうです。

　撮影したカエンボクは、まだ幼木でしたが、枝先についた総状花序の花が順に開き始めたばかりのようでした。

　カエンボクは、枝を張り、美しい花を周年、たくさんつけるため、熱帯や亜熱帯の地域では、日陰樹や観賞用として植栽され、庭木や街路樹としてよく見かけるそうです。

　葉は対生し、奇数羽状複葉で、小葉は全縁です。