インド北東部からビルマ北部原産の熱帯果樹で、多くの品種があるようです。
日本では温室で栽培され、宮崎では完熟マンゴーとして名産品になっていますので、野生ではありませんが、掲載することにしました。
本来の樹高は、10〜30mになる常緑高木ですが、温室での栽培は、低く抑えられています。
樹皮は暗灰色、葉は長楕円形で、尖頭、全縁、厚い革質です。
花は、2〜4月、複雑な総状花序で、雄花・雌花・両性花が混じって咲きます。
見慣れたマンゴーの果実からは想像できないような総状花序です。
花は、黄白色、5弁で長さ3mm位、2〜3ヶ月後に数個が結実します。
果実は、楕円形や腎形、卵形などで、黄紅色に熟します。
果長5〜25cm、果肉は、黄色または淡黄色で、独特の香りと甘みがあり、多汁です。
2010年4月、まだまだ小さいのですが、マンゴーの幼果を撮影しましたので、花とともに写真を追加しました(下の2枚の写真)。
マンゴー ウルシ科 マンゴー属
DSCN1037-1マンゴー 花&幼果 10.04.04県亜熱帯作物支場
L10413 マンゴー 06.2.9 県亜熱帯作物支場
DSCN1040-1マンゴー 花&幼果 10.04.04県亜熱帯作物支場
L10412 マンゴー 06.2.9 県亜熱帯作物支場
L10411 マンゴー 06.2.9 県亜熱帯作物支場