ヒマラヤスギは、樹高30mにも達する常緑針葉高木で、宮崎では、広々とした公園や公共施設の構内などに植栽されているのを見かけます。

 植物散策を始めた頃から、花を観察したいと思い、とりあえず、【1〜2月の花】 のページに掲載しました。

 高木でもあり、開花のタイミングを逃していたところ、2015年の秋、早水公園の同じ観察木の枝に、浅緑色の長楕円形の雄花が直立してたくさんついているのに気付きました。
 成長した大木でないと、花を付けないそうですが、観察木はまさに大木です。

 同公園緑の相談所で調べていただいた結果、雄花の開花はこれからで、雌花はまだ観察できませんでした。

 今後、観察を続けますが、雄花の写真をとりあえず掲載しておきます(5〜6段目の4枚の写真)


 なお、掲載ページを【1〜2月の花】 から、【10月の花】 に変更しました。


 2016年秋、同公園で、成熟した球果を見つけました。
 別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。



【ヒマラヤスギ(原色樹木図鑑(北隆館))から】
ヒマラヤ北西部原産の常緑針葉高木。
 幹は直立、20〜30m、径0.8〜1m、樹皮は灰褐色で、割れて剥離。
 葉は暗緑色、2.5〜5cm、若い長枝は互生、短枝は20〜60枚がつく。
 開花は、10〜11月。
 雌雄同株。雄花は、短枝に頂生、直立し、長楕円形で長さ3cmの穂状。
 雌花は円錐形、枝状に単立、浅緑紫紅色。
 球果は翌年10〜11月に成熟。
 種子は、大形翼を持つ。

R0018266 ヒマラヤスギ雄花 15.10.21 都城市早水公園

DCN2458c ヒマラヤスギ雄花 15.10.14 都城市早水公園

P1000947 ヒマラヤスギ 07.09.30 都城市早水公園

P1000945-1ヒマラヤスギ 07.9.30都城市早水公園

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DCN2483c ヒマラヤスギ雄花 15.10.14 都城市早水公園

DCN2478c ヒマラヤスギ雄花 15.10.14 都城市早水公園

PICT4646 ヒマラヤスギ 03.12.10 都城市早水公園

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P9270021-3ヒマラヤスギ 09.9.27都城市早水公園

P9270004 ヒマラヤスギ 09.09.27 都城市早水公園

ヒマラヤスギ  マツ科 ヒマラヤスギ属  別名 ヒマラヤシーダ