長年、タムラソウの保護活動を地域の集落に助言されている植物の専門家から情報をいただき、早速、自生地を訪ねてみました。
自生地は一帯に散在する中の小高い古墳で、一時期、古墳全体にタムラソウの美しい花が見られたそうです。
確かに数は減小していましたが、写真のとおり、タムラソウの美しい花をたくさん堪能する機会に恵まれ、つぶさに観察することもできました。
なお、川南湿原で観察したタムラソウは、花期を過ぎていましたので、今回観察した花真っ盛りのタムラソウは、ページを追加し、このホームページに掲載することにしました。
【タムラソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州及び朝鮮半島に分布し,山の草地に生える多年草。
茎は高さ30~150cmになり,多くの縦線がある。
葉は、両面に細かな白毛があり,質はやや薄い。
アザミ類に似ているが、葉にはとげがない。
花は夏から秋。
別名玉箒(たまぼうき)は、枝がほうきに似て,その先に玉のような丸い頭花がつくことに基づく。
R0018483 タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3586c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
R0018482 タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3600c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3629c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
タムラソウ② キク科 タムラソウ属 別名 タマボウキ 県:準絶滅危惧
R0018478 タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3627c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3605c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3616c タムラソウ 16.10.11 都城市高崎町